雨の日は、外に出るまでの気持ちが少し重くなります。
けれど、家にこもり続けるほどでもない日。少しだけ歩いて、コンビニやカフェや公園の近くまで行くだけでも、気分が変わることがあります。
雨の日のさんぽは、晴れの日と同じ準備で出かけると少し疲れやすいです。靴が濡れる、バッグの中が湿る、タオルが足りない、帰り道で体が冷える。小さな不快感が積み重なると、せっかくの外出が面倒なものになってしまいます。
今回は、近場を半日くらい歩く雨の日さんぽに持っていきたいものをまとめます。遠出の装備ではなく、生活圏の中で無理なく歩くための持ち物メモです。
雨の日さんぽは「濡れない」より「不快を減らす」準備が大事
雨の日に完全に濡れずに歩くのは、意外と難しいです。傘をさしていても足元は濡れますし、風がある日は袖やバッグにも雨が当たります。
だから、雨の日さんぽの準備は「まったく濡れないようにする」よりも、「濡れても不快になりすぎないようにする」くらいで考えると楽です。
たとえば、靴下が濡れたときに替えがある。バッグの中のスマホや財布が濡れない。手や顔を拭けるタオルがある。それだけでも、歩いているときの安心感がかなり変わります。
雨の日は景色が少し静かになります。人通りも晴れの日より少なく、駅前のにぎわいから少し離れると、足音や車の水音がよく聞こえます。無理に長く歩かなくても、雨の日ならではのさんぽになります。
まず持っておきたい基本のもの
雨の日さんぽの持ち物は、増やしすぎるとそれだけで疲れます。まずは、近場を歩くときに最低限あると安心なものから考えるのがよさそうです。
折りたたみ傘より、歩く日は長傘が楽なこともある
雨の日にしっかり歩くなら、折りたたみ傘より長傘のほうが楽なことがあります。
折りたたみ傘は持ち運びやすい一方で、傘の面が小さく、風がある日は体やバッグが濡れやすいです。近場を歩く日や、家からそのまま出かけて戻るだけの日なら、少し大きめの長傘のほうが安心です。
ただし、カフェやお店に入る予定があるなら、傘袋や吸水ケースがあると便利です。濡れた傘を持って店内に入ると、それだけで少し気を使います。
手をふさぎたくない日は、軽いレインウェアも便利
傘だけで十分な日もありますが、風が強い日や荷物が多い日は、軽いレインウェアがあると歩きやすくなります。
特に、駅から公園まで歩く、川沿いや広い道を歩く、写真を撮りながら歩くような日は、両手が少し自由になるだけで楽です。アウトドア用の本格的なものではなくても、薄手で軽いものが一枚あると安心です。
ただ、レインウェアは蒸れやすいので、長時間歩く日には向き不向きがあります。近場を短めに歩く日や、雨が強い時間帯だけ使うくらいがちょうどいいかもしれません。
タオルはハンカチより少し大きめが安心
雨の日は、手を洗ったときだけでなく、傘の持ち手、バッグ、スマホ、髪や服の袖など、拭きたい場面が多くなります。
普段のハンカチだけだと足りないことがあるので、少し大きめのタオルや薄手の手ぬぐいを持っておくと便利です。かさばりにくく、濡れても乾きやすいものだと使いやすいです。
タオルが一枚あるだけで、ベンチに座る前に軽く拭いたり、カフェに入る前にバッグを整えたりできます。雨の日の小さなストレスを減らしてくれる持ち物です。
足元は、雨の日さんぽの疲れやすさを左右する
雨の日にいちばん気になるのは、やっぱり足元です。
靴の中が濡れると、歩く気力が一気に落ちます。冷たさもありますし、靴下が湿ったまま歩くと、いつもより疲れやすく感じます。
防水スニーカーは、近場の雨さんぽにちょうどいい
長靴ほど大げさではなく、いつもの服にも合わせやすいものを選ぶなら、防水スニーカーが使いやすいです。
駅周辺を歩く、商店街を抜ける、公園の入口まで行くくらいなら、防水スニーカーで十分な日も多いです。晴れの日にも履けるデザインなら、雨の日だけのために買ったものが眠りにくいのもいいところです。
ただし、防水スニーカーでも履き口から水が入ることはあります。深い水たまりを避ける、長時間の強い雨では無理をしないなど、歩き方も少し気をつけたいところです。
長靴は、歩く距離が短い日に向いている
水たまりが多い日や、雨がしっかり降っている日は長靴が頼れます。
ただ、長靴は意外と重く、長い距離を歩くと疲れやすいことがあります。半日さんぽでたくさん歩くというより、駅まで、カフェまで、近くの公園まで、という短めの外出に向いています。
雨の日に長く歩きたいなら、軽めのレインブーツやサイドゴアタイプの防水シューズも候補になります。見た目が普段着に近いものを選ぶと、寄り道もしやすくなります。
替えの靴下があると、帰り道の気分が変わる
雨の日さんぽで地味に助かるのが、替えの靴下です。
靴が少し濡れただけでも、靴下まで湿ってしまうことがあります。そのまま電車に乗ったり、カフェで休憩したりすると、足元の冷たさが気になって落ち着かないこともあります。
薄手の靴下を一足、袋に入れてバッグに入れておくだけで安心です。使わない日も多いですが、あると助かる場面がはっきりしている持ち物です。
バッグの中を濡らさないための持ち物
雨の日は、自分が濡れるだけでなく、バッグの中身が濡れることも気になります。
スマホ、財布、イヤホン、モバイルバッテリー、本、ノート。少し濡れただけで困るものは、思ったより多いです。
防水ポーチに、濡らしたくないものをまとめる
バッグ自体が防水でなくても、防水ポーチがひとつあると安心です。
スマホ、財布、モバイルバッテリー、鍵などをまとめて入れておけば、バッグの口から雨が入っても慌てずに済みます。ジッパー付きの袋でも代用できます。
特に、トートバッグや布バッグで出かける日は、中身を直接入れずに小分けしておくと使いやすいです。雨の日は、バッグの中に小さな避難場所を作るような感覚です。
エコバッグは、濡れたものを分けるためにも使える
エコバッグは買い物用だけでなく、濡れたものを分けるためにも使えます。
濡れた折りたたみ傘、タオル、上着、替えた靴下などを入れておく場所があると、バッグの中が散らかりにくいです。薄くたためるものをひとつ入れておくと、雨の日は何かと便利です。
できれば、布よりも水を通しにくい素材のものがおすすめです。濡れたものを入れる前提なら、帰宅後にさっと拭けるものが使いやすいです。
本やノートを持つなら、袋に入れておく
雨の日にカフェで本を読んだり、ノートを開いたりする時間はなかなか良いものです。
ただ、本や紙ものは湿気に弱いので、そのままバッグに入れると端がふやけることがあります。読む予定があるなら、薄いポーチやクリアケースに入れておくと安心です。
雨音のあるカフェで少しだけ本を読む。そういう寄り道をしたい日は、濡らさない準備をしておくと気持ちよく過ごせます。
雨の日にあると快適な小物
基本の持ち物に加えて、雨の日にあると快適さが上がる小物もあります。
すべて持っていく必要はありませんが、その日の雨の強さや歩く距離に合わせて選ぶとよさそうです。
ウェットティッシュは、手元や靴まわりに使いやすい
雨の日は、手元がいつもより汚れやすいです。
傘の持ち手、駅の手すり、濡れたベンチ、靴についた泥はね。ちょっと拭きたい場面が多いので、ウェットティッシュがあると便利です。
公園や外のベンチで休む予定がある日にも使いやすいです。小さめのもので十分なので、バッグのポケットに入れておくと安心です。
小さめのビニール袋は、雨の日ほど役に立つ
濡れたものを一時的に入れるために、小さめのビニール袋を数枚持っておくと便利です。
濡れた靴下、使ったタオル、濡れた折りたたみ傘、ゴミなどを分けて入れられます。雨の日は、乾いたものと濡れたものを分けるだけでかなり快適です。
きれいな袋を一枚持っておくと、スマホや本を一時的に守ることもできます。軽くて場所を取らないので、入れておいて損は少ないです。
寒い日は、薄手の羽織りものを一枚
雨の日は、歩きはじめは平気でも、休憩中や帰り道に体が冷えることがあります。
特に春先や秋、冷房の効いたカフェに入る日は、薄手の羽織りものがあると安心です。濡れた服のまま座ると、思っているより体温を持っていかれます。
かさばる上着ではなく、軽く羽織れるものを一枚。雨の日の半日さんぽでは、それくらいの備えがちょうどいいです。
雨の日さんぽのバッグは、軽くて両手が空くものが向いている
雨の日は、傘を持つだけで片手がふさがります。
そこに手持ちバッグや紙袋が増えると、歩くのが少し面倒になります。できれば、ショルダーバッグやリュックなど、両手が空きやすいバッグが向いています。
ただし、リュックは背中側が濡れやすく、自分では気づきにくいことがあります。防水素材でない場合は、バッグカバーを使うか、中身をポーチで守っておくと安心です。
近場を少し歩くくらいなら、小さめのショルダーバッグに必要なものだけ入れるのも良いです。雨の日は、荷物を減らすことも快適さのひとつです。
雨の日さんぽに向いている持ち物リスト
雨の日に毎回すべて持つ必要はありません。短めの外出なら基本のものだけ、少し長く歩くなら足元や防水対策を足すくらいで十分です。
最低限あると安心なもの
- 傘
- タオル、または手ぬぐい
- スマホ
- 小さめの財布
- モバイルバッテリー
- エコバッグ
- ウェットティッシュ
雨が強い日に足したいもの
- 防水ポーチ
- 替えの靴下
- 小さめのビニール袋
- レインウェア
- 防水スニーカー、またはレインブーツ
- 濡れた傘を入れる傘袋
カフェや休憩も楽しみたい日にあるといいもの
- 本
- ノート
- ペン
- 薄手の羽織りもの
- イヤホン
- 小さな折りたたみ傘ケース
雨の日は、歩く距離を短めにしてもいい
雨の日さんぽは、晴れの日と同じ距離を歩こうとしなくてもいいと思います。
駅から公園まで行って戻る。カフェまで歩いて、少し本を読んで帰る。スーパーや商店街に寄りながら、少し遠回りして帰る。それくらいでも、家を出る前とは気分が変わります。
大事なのは、濡れて疲れきる前に帰れることです。雨の日は、途中で切り上げやすいルートを選ぶと安心です。
駅から遠く離れすぎないこと。休憩できる場所があること。帰りに電車やバスを使いやすいこと。そういう条件がそろっていると、雨の日でも歩きやすくなります。
まとめ:雨の日さんぽは、少しだけ準備すると歩きやすい
雨の日のさんぽは、特別な装備がなくてもできます。
ただ、傘だけで出かけるより、タオル、防水ポーチ、替えの靴下、小さな袋を少し足しておくと、濡れたときの不快感を減らせます。
雨の日は、街の音も、人の流れも、晴れの日とは少し違って見えます。遠くまで行かなくても、いつもの駅前や公園まで歩くだけで、少し違う半日になります。
濡れないように頑張りすぎず、濡れても困りすぎないようにする。雨の日さんぽの持ち物は、そのくらいの気軽さで選ぶのがちょうどいいのかもしれません。